|
詳細内容 |
糖尿病を患っていますが、生活などで気をつけることは何でしょうか |
A ○罹病期間 推定罹病期間 5 年未満で28.8%,15 年以上で 77.8%が網膜症 ○HgA1c 一般的にはHgA1c7%未満(NGSP)で最小血管合併症網膜症の発症・進行抑制(Kumamoto Study) ただし年齢やその他の因子により目標血糖コントロール値は変わり、個別に内科医により決定される ○Early Worsenning 既にある程度進行した網膜症のあり、血糖コントロールが不良な患者さんにおける急激な血糖コントロールは内科医に相談してできればゆっくりとコントロールしてもらう方が良い ○血圧 収縮期血圧10 mmHg 下降→10%の網膜症発症リスク軽減 厳格な血圧管理→網膜症進展 35%減少・視力低下47%減少(UKPDS) ○脂質 高脂血症は硬性白斑の黄斑沈着と関連 (ETDRS) フェノフィブラ ート投与群はプラセボ群より 光凝固治療導入31%▼ 増殖網膜症発症30% ▼黄斑浮腫発症 31%▼ (FIELD Study) 注:糖尿病のみでは保険適応なし ○糖尿病腎症 糖尿病腎症→増殖糖尿病網膜症への進行リスク29%上昇 蛋白尿と GFR の低下ならびにその組み合わせ →視力をおびやかす重症糖尿病網膜症発症のリスク因子 透析後糖尿病黄斑浮腫が軽減 ○食事 野菜,果物,魚,地中海食は予防に、ビタミンD不足は増悪に関与 ○身体活動 座位時間▲身体活動量▼ ⇒ 糖尿病網膜症有病率▲発症リスク▼ ○歯周病 インスリン抵抗性を高め、複数の糖尿病の長期合併症のリスク上昇 R.nesto Diabet Med 2004 21(8) ▼は減少 ▲は増加 参考文献:糖尿病網膜症診療ガイドライン |
|
COPYRIGHT(C)2015 緑内障 白内障 八王子市 多摩眼科クリニック ALL RIGHTS RESERVED.
|
|