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タイトル |
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内容 |
学校の視力検査が悪かったお子さんを眼科に受診させていますか |
25年9月10日 |
弱視のこともあります |
子どもの視力は赤ちゃんでは手の動きが分かる程度しかありません。外界の映像が脳にきちんと映ることにより視力はだんだん発達し、6歳までには矯正視力が1.0に成長します(矯正視力とは裸眼で測った視力ではなく、適切なメガネで矯正した視力で、弱視では0.9以下となる)。 しかし、遠視や乱視が強いお子さんは(近視に比し頻度は少ないですが)、遠くにも近くにもピントが合わせるこができず、視力の発育が障害されて弱視になっている場合があります(即ちメガネをかけても視力が1.0見えない)。遠視は「遠くがみえるから大丈夫」ではなく、程度が強いと遠くも近くもよく見えず、弱視になってしまう危険があるのです。弱視までなっていなくても遠視のお子さんは近くをみるのにピントを合わせる努力を常に眼に強いることになり、勉強が飽きやすい原因にもなり得ます。 弱視の治療は、メガネを常用させ、視力を発達させることですが、視力の発育する10歳頃までにかけさせないと手遅れになります。この際親はメガネをほめてあげると良いでしょう。学校の視力検査で緑の紙をもらってきたご家庭のお子さんには、弱視や他の眼の病気が隠れていないか、眼科を受診させていただきたいと思います。
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