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詳細内容 |
ドライアイで辛いのですが、自宅で行った方がよいことなどがありますか。 |
A 1 特に他の眼病がなければ、目を温める良いと思います。それはドライアイの人は多くが、まぶたの中にある油分が固まりやすくなっており、温めにより油が溶けて目が乾きにくくなる効果が期待できます。簡単には温かいタオルを清潔なビニールにくるみ、目を閉じ、数分間1日2回あてがう、あるいは市販の目を温める商品をつかっても良いでしょう。ただし、症状が悪化する場合は控えて下さい。温度は40度程度で行い、やけどにご注意下さい。
2 目をぎゅ〜とつぶって、続いてぱっちり開けるを1日30回 3 パソコンをしたり読書をするとまばたきが減ってしまい乾きやすくなってしまいますので、まばたきを意識的にしてください。パソコンにポストイットで「まばたき」と書いて貼っておくのも一法です。
4 腸内細菌叢を整える。近年腸内細菌の乱れが様々な疾患と関連するといわれいます。バランスの良い食生活は勿論ですが慶応大学の坪田先生のグループによると、乳酸菌とその餌であるラクトフェリンをとると良いそうです。たとえばWB2000という乳酸菌は風が当たるなどの環境下でのドライアイを抑える効果が実験でみられたとのことです。乳酸菌をいうとなどヨーグルトを連想するでしょうが、ヨーグルトの種類を時々変えたり納豆や味噌汁などから摂るのも良いそうです。ただし該当する食物アレルギーがある方はくれぐれも控えて下さい。 5 腹式呼吸(吐くとき長めに吐く)で涙液分泌量がふえるという報告もあります。
6 朝洗顔時と夜入浴時の2回、目を軽く閉じ、まつげの根元を(まぶたの皮膚というよりも) やさしく洗う。 7 睡眠を十分にとるため、朝太陽の光を少しでも浴び、夜寝る直前のスマートホンの使用を控えるなども良いでしょう。
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