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詳細内容 |
結核でエタンブトールを服用することになりました。視力障害をおこすことがあると聞きましたが。 |
A エタンブトール服用後、視神経が障害され、視力・視野・色覚障害をもたらす場合があります(中毒性視神経症といいます)ので、内服開始時に眼科受診の上、服用中は定期的に検査を受けてください。もし眼科検査で異常が発見された場合は、内科医と相談の上、可能ならエタンブトール内服を中止します。発見が遅れると視神経が萎縮し、視力障害が不可逆となるとされているため、早期発見が肝要です。 ある教科書によると、エタンブトール視神経症は頻度は1〜5%で、内服2ヶ月後以後が特に要注意とされます。1日の内服量が15mg以上、高齢者、小児、慢性腎不全、糖尿病、過度の飲酒者はエタンブトール視神経症になる危険が高くなります。
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