|
タイトル |
日付 |
内容 |
第1回日本眼科アレルギー学会学術集会に出席して |
30年9月11日
|
オメガ3脂肪酸の摂取や腸内細菌叢改善がアレルギー疾患の改善に |
一昨日は本邦で初めて発足した日本眼科アレルギー学会学術集会に出席しました。朝8時半から夜6時半までほぼ連続(10分休みが6回)の長い時間でした。 ・日本国民の2/3が何らかのアレルギーを有する ・従来の獲得免疫に加え近年自然免疫が解明され、アレルギー性眼疾患(アレルギー性結膜炎、巨大乳頭結膜炎、アトピー性角結膜炎、春季カタル)においてもさまざまな炎症性物質、サイトカインが発現し、病気の経過観察や治療効果判定にそれらの測定が有用になる可能性 ・涙液のペリオキシンという蛋白がアレルギー性結膜炎で結膜細胞から産生され、アトピー性結膜炎患者ではさらに濃度が高く、診断や治療効果判定を反映する優れたバイオマーカーである ・ドライアイでは従来からいわれていましたが、オメガ3脂肪酸の摂取や腸内細菌叢改善がアレルギー疾患の改善に役立つ ・スギ花粉によるアレルギー性結膜炎のかゆみの軽減に洗眼(アイボンAL)が有効であった(洗顔後1〜20分において) ・ドライアイとアレルギー性結膜炎がオーバーラップする患者が半数 ・NSAIDS(非ステロイド系抗炎症薬)もアレルギー性結膜炎で有用な可能性 ・舌下免疫治療に最近錠剤(ダニ、スギ)が投与できるようになりショックなどの副作用のリスクが軽減し、アレルギー性鼻炎のみならずアレルギー性結膜炎も症状改善 ・春季カタルの治療戦略など
|
|
COPYRIGHT(C)2015 緑内障 白内障 八王子市 多摩眼科クリニック ALL RIGHTS RESERVED.
|
|